【推測+調査】ココ壱、増収大幅増益の理由(わけ)その2
引き続き、CoCo壱番屋の客単価が増加した理由について。 【CoCo壱番屋の客単価が増加した理由】 高単価メニューを発売したから トッピングを含めたサイドメニューの販売が伸びたから 日経新聞によると、1・2とも客単価増に寄与しているようです。...
View ArticleCoCo壱番屋の客数増・客単価増から学ぶべきこととは?
これまで2回にわたりCoCo壱番屋の好業績の分析をしてきましたが、分析で終わっていては意味がありません。この分析から学ぶべきこととは何なのか?これを一番重要なのですね。 まず一つ目は、 人口減少でも客数を増やすことは可能 ということです。もちろん、値下げして客数を増やしても、なかなか収益に結びつかないので、値下げせずに客数を増やすことがポイントです。CoCo壱番屋が採ったのは、...
View Article地方のステーキレストラン・ブロンコビリーが4年連続最高益を記録した秘密
ブロンコビリーというステーキレストランがあるようです。名古屋本社の上場企業であり、関西の店舗の最近オープンした滋賀県のみ。よって、私は利用したことがあります。そのブロンコビリーが、連続して最高益を記録したようです。 ステーキ店を運営するブロンコビリーは、2015年12月期に首都圏を中心に15店を出す計画を明らかにした。今期末の店舗数は100の大台に...
View Article売上が伸びるアメリカのショッピングモールに学べる点
Lucia Sanchez 1月最後のWSJメルマガで、アメリカのショッピングモールを取り上げました。ネット通販が伸びるアメリカだから、さぞかしショッピングモールは売上減に悩んでいると思いきや、現実はその逆。金融危機による景気後退期以降、毎年着実に売上が伸びているようです。(全体のデータ)...
View ArticleUCCの1杯1000円コーヒーを買うのは誰?
TPapi 少し前の新聞に、高級コーヒーに関する記事が掲載されていました。 コーヒー大手が高価格帯のカフェチェーンや豆の販売に力を入れている。UCCホールディングス(HD)は1杯1000円前後のコーヒーを出す専門店チェー ンの出店を始める。キーコーヒーはホテルのラウンジなどに高級豆を拡販する。コンビニコーヒーが存在感を増すなか、専業ならではの高付加価値商品でシニア...
View Article【WSJスピンオフ】米マクドナルド再建策、商品絞り込みはどの業界にもあてはまる?
先日のWSJメルマガで、米マクドナルド再建策に関する記事を取り上げました。 【845号】米マクドナルドは本当にオワコンなのか?...
View Article【日経トップリーダー】鳥貴族・大倉忠司の不況業界でも勝つ方法、まとめ
日経トップリーダーで、鳥貴族社長の大倉忠司による連載記事が掲載されています。記事というよりも、連続誌面講義ですね。タイトルは、「不況業界でも勝つ方法。」勇気の出るタイトルです。 今月号(2015年2月号)は、「やってはいけない効率化」と「やっていい効率化」について述べられています。以下、備忘録としてまとめておきます。 【鳥貴族の不況豪快でも勝つ方法まとめ】...
View Article[三宮センタープラザ]オープンしたての大戸屋を見て感じた、既存店売上が堅調な理由
Robyn Lee またまた、三宮センタープラザネタで。大戸屋が、神戸の繁華街に上陸しました。まきの値上げに引き続き、これも今回店舗を見るまで全く知りませんでした。ちなみに、こういう店舗オープンの最新情報は、駅などに設置してある無料情報誌に満載です。...
View Article「情報の文明学」と水2L6本セット348円のチラシ
Raul Pacheco-Vega ※記事で出てくるミネラルウォーターとは全く関係がありません。 先日、梅棹忠夫さんの「情報の文明学」という本を読んだのですが、文庫本ながらなかなか骨のある内容でした。ちなみに、新刊本ではなく1999年に発行された本ですが、1962年に書かれた論文が元となっており、古典に近い書籍。しかし、内容は今でも新鮮味が感じられるものでした。...
View Articleりくろーおじさん・パブロの行列が示す、スイーツにお金を使う理屈
大阪ミナミの春節商戦を視察した時に、行列が出来ていた店舗がありました。それは、 りくろーおじさんのチーズケーキ パブロ(チーズタルト) ル・クロワッサンショップ メゾン・ド・ジジ(クロワッサン) 4チェーン。チェーンと表現したのは、パブロは数店舗あり、その大部分で行列が出来ていたから。これら4チェーンのうち、今回取り上げるのは前者2チェーン。...
View Article【雑感】食・小売ビジネスで起こっていること(その1)
Dat Nguyen WSJにて、ネスレアメリカが人口添加物の利用を止めるというニュースがありました。 Nestlé USA to Remove Artificial Ingredients From Candy...
View Article和民10年ぶり値下げのいいところ、悪いところ
和民が値下げを正式に発表しました。決算発表時に今後の値下げを示唆していただけあって、サプライズ感はないですが、10年ぶりなんですね。私が在籍していた2000年頃は、どちらかというと値下げを進めていましたね。とても懐かしい。 居酒屋大手のワタミは主力の「和民」でメニューを見直し値下げする。ビールやハイボールを1~3割安くし、税別300円未満の料理の割合を2割から4割...
View Article和民の強みこそ、復活のヒント。
Nemo’s great uncle 前回に引き続き、和民値下げについて。当面の客離れは、値下げである程度免れるでしょう。景気回復気味とは言っても、安いというのはいつの時代でも魅力ですから。ファミレスにしても、マスコミで取り上げられることの多いロイヤルホストよりも、より割安なガストを運営するすかいらーくの方が、既存店売上高はいいですから。...
View Articleボリュームゾーン不況の本当の理由
「ボリュームゾーン不況」という言葉が、経済誌・経済関連サイトでよく見るようになりました。 背中を押したのは消費増税だろう。1997年の前回の消費増税ではヤオハンやマイカルなど債務過剰の企業が再編の渦に飲み込まれ、2強時代を生む契機に なった。14年4月の今回の増税は安いだけでも売れない、すぐに飽きるような商品は見向きもされない「ボリュームゾーン不況」を招いた。(2015年3月9日付...
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